子育て応援メディア

baby b-ple

新生児のお世話で失敗!初心者ママのリアルな体験談とその対処法まとめ

新生児のお世話で失敗!初心者ママのリアルな体験談とその対処法まとめ
新生児のお世話で失敗!初心者ママのリアルな体験談とその対処法まとめ

赤ちゃんのお世話は、親にとって初めての経験が多く、失敗もつきもの。この記事では、新生児のお世話でありがちな失敗とその対処法を、私の体験談を交えてまとめたので是非参考にしてみてくださいね!

待ちに待った新生児との生活が始まったママ・パパ。「赤ちゃんを育てる」ということの大変さを、頭ではわかっていたつもりでも、予想していたよりもはるかに大変!と感じているのではないでしょうか。赤ちゃんのお世話は、親にとって初めての経験が多く、失敗もつきものです。この記事では、私の体験談を交えて、新生児のお世話でありがちな失敗とその対処法をまとめました。

授乳のお悩み。うまく母乳が出ない…どうすれば?

母乳育児は自然なことと思っているひとも多いですが、実際には「母乳が出ない」「うまく吸ってくれない」「痛い」といった悩みが多く聞かれます。私も最初の1週間、胸が張ってカチカチだし、乳首は切れて激痛だし、肩や手首が痛くなり、赤ちゃんがうまく母乳を飲んでくれないし・・・と、不安で仕方ありませんでした。母乳を出すためにはどんな工夫が必要か、どのようにして授乳姿勢を調整すれば良いか、私の失敗談から学んだことをお伝えします。

母乳が思うように出ない原因と対策

母乳がうまく出ない原因としては、母乳の分泌がまだ安定していないことや、赤ちゃんが正しい吸い付き方を覚えていないことが考えられます。特に出産後のホルモンバランスの変化やストレスは、母乳の分泌を妨げる要因になります​。私の場合、産後の疲れや不安からストレスを感じてしまい、これが母乳の出に影響していたようでした。

まず、母乳が出にくいと感じたときに大切なのは、焦らないこと。母乳の分泌を促すためには、以下のようなポイントに気をつけてみてください。

授乳の頻度を増やす
母乳の出が悪いと感じるときこそ、赤ちゃんに頻繁に吸わせることが重要です。母乳は需要と供給の関係で生成されるため、頻繁に授乳することで体が「もっと母乳を作る必要がある」と認識します。私も1日に何度も授乳を繰り返すことで、徐々に母乳の量が増えていくのを実感しました。ただ、1日に何度も赤ちゃんに吸われると、乳首が切れたり傷ついたりしてかなり痛い・・・。私は乳首が痛いときはシリコンゴム製のニップルシールド(乳頭保護器)を使って授乳していました。直接乳首に触れずに授乳できるため、痛みがかなり軽減されるのでおすすめです。
また、ピュアレーン(メデラの乳頭ケアクリーム)は必須アイテム!これを塗っておくと、傷の修復がかなり早いように感じます。赤ちゃんが舐めても害のない成分でできているため、授乳の際に拭き取り不要なのもありがたい。
数週間もしてくると、だんだん授乳し始めほど痛くなりにくくなるので、少しの間の我慢ですよ!

水分補給を忘れずに
母乳は血液から作られるため、ママが十分な水分を摂取していることが大切です。私も、出産前と同じくらいの水分をとっていましたが、便秘になったりなど水分が足りてないと感じることが多かったため、意識的に水やハーブティー、オーエスワンなどの経口補水液を摂るようにしました。それにより、母乳の出が良くなったのを感じましたし、便秘も解消されました!
ハーブティーは、AMOMAのミルクアップブレンドとミルクスルーブレンドを1日に1,2杯飲むようにしていました。ハーブティーによる効果は気休めかもしれませんが、すっきりとした味のハーブティーなので、心を落ち着かせてリラックスする意図でも飲んでいました。

AMOMAのミルクアップブレンドとミルクスルーブレンド
AMOMAのミルクアップブレンドとミルクスルーブレンド

母乳が足りない時のミルク併用法

母乳の量が少ないときは、粉ミルクや液体ミルクを併用することで赤ちゃんの栄養を補うことができます。私も当初は、できれば母乳だけで育てたい!とこだわっていましたが、赤ちゃんが母乳だけで満足できないときにはミルクを追加であげるようにしました。ミルクを与えるタイミングや量を調整することで、赤ちゃんの体調や機嫌が大きく変わることを実感しました。特に夜眠る前の授乳をミルクにすると、腹持ちが良いためしっかり3,4時間寝てくれるようになり、とても助かりました。大切なのは、「母乳でなければいけない」と思い詰めず、赤ちゃんが健康に育つために何が最善かを考えることです。

授乳姿勢の調整と授乳クッションの活用

授乳の姿勢や道具も大切です。授乳クッションを活用して、負担のない体勢で授乳しましょう。私は、授乳し始めの頃は授乳クッションの扱いにも慣れていなかったこともあり、赤ちゃんの頭の位置が合わず、変に力が入ってしまい首や肩が痛くなることが多かったのですが、友人からおすすめしてもらった授乳クッションを使うようになってから、リラックスして授乳できるようになりました。授乳中にリラックスすることは、母乳の分泌にもつながるため、ママが快適な姿勢を取れるような工夫はとても重要です。

エアリコの授乳クッション
エアリコの授乳クッション。本当にヘタらず、柔らかいカラー展開も可愛くておすすめです!

初めての授乳は不安やトラブルも多いですが、焦らず、少しずつ赤ちゃんとのリズムを見つけていくことが大切です。また、母乳だけにこだわらずミルクにも頼るなど、赤ちゃんに合った方法を選んでいくことが、育児を少しでも楽にするポイントです。

赤ちゃんの泣き止まない問題

泣く赤ちゃん

新生児期において、赤ちゃんが泣き止まないことは、多くの親が直面する大きな悩みの一つです。泣いている理由が分からず、何をしても泣き続ける赤ちゃんにどう対処していいか途方に暮れることがあります。私も夜中に何時間も泣き続ける赤ちゃんを抱え、「どうして泣いているのかわからない…」という絶望感を何度も感じました。この経験から学んだ、泣き止まない赤ちゃんに対する対策と、落ち着いて向き合うためのコツを紹介します。

赤ちゃんの泣き止まない原因を探る

赤ちゃんが泣き止まない原因はさまざまです。泣くことは赤ちゃんのコミュニケーション手段の一つであり、必ずしも「何か問題がある」というわけではありません。しかし、以下のような理由が考えられるため、原因を探ることが最初のステップです。

■ おなかが減った
赤ちゃんが泣く最も一般的な理由の一つは空腹です。私も、授乳をしたばかりなのに再び泣き始めた時、赤ちゃんがまだお腹が空いているとは思いませんでしたが、実はもう一度授乳をすることで泣き止むことがよくありました。新生児はまだ胃が小さいため、頻繁に授乳が必要です。授乳することで吸啜本能が満たされるため、授乳し始めたらすぐに寝付き、そのままぐっすりということも。

■ おむつが汚れている
おむつが濡れていたり汚れている場合、赤ちゃんは不快感を感じて泣きます。おむつを確認し、交換することで赤ちゃんが落ち着くこともあります​。おむつが汚れても泣いていなかったとしても、長時間汚れたおむつのままにしていると、かぶれてしまう場合もあるので、こまめに替えてあげるようにしましょう。

■ 不快な温度や湿度
部屋が暑すぎたり、寒すぎたりすることも、赤ちゃんが泣く原因となります。特に新生児は体温調節がまだうまくできないため、適切な室温と湿度を保つことが重要です。理想的な室温は、冬期は20〜25℃、夏期は25~28℃、湿度は50~60%が目安です。私は赤ちゃんのベッド横に室温計を置いて、泣くたびに温度や湿度を確認する習慣をつけました。

■ お腹のガス
泣き止まない原因の一つとして、お腹にガスが溜まっていることがあります。特に授乳後にゲップをしないと、お腹が張って苦しくなることがあります。背中をトントンしてゲップを促してみるか、してもゲップがでない場合は、お腹をくるくると優しくマッサージしたり、脚をお腹のほうにぎゅーっと押してあげることで、おならや便が促され泣き止むことがあります​。

■ 疲れすぎている
驚くことに、赤ちゃんは疲れすぎると逆に眠りにくくなり、泣いてしまうことがあります。私も「もっと手足を動かさせて疲れさせれば寝るのでは」と思っていましたが、実は疲れすぎると逆効果。適度な刺激と静かな環境を作ることが大切です。

泣き止まない時の「お手上げ状態」を乗り越えるコツ

泣き止まない時の「お手上げ状態」を乗り越えるコツ

何をしても赤ちゃんが泣き止まない時、親としては「お手上げ状態」に陥ってしまいます。そんな時に、私が試して効果的だった方法をご紹介します。

■ 一旦赤ちゃんを安全な場所に寝かせ、深呼吸を
赤ちゃんがどんなに泣いても、まずは安全なベッドやクッションに寝かせて、ママやパパ自身が一息つくことが大切です。焦って対処しようとすると、かえって赤ちゃんも不安を感じてしまうことがあります。一旦離れて深呼吸をすることで冷静さを取り戻し、その後再度赤ちゃんに向き合いましょう。

■ ホワイトノイズや環境音で安心させる
ホワイトノイズ(ファンの音や雨音)や環境音は、赤ちゃんを安心させる効果があります。私も試してみたところ、赤ちゃんが不思議と落ち着き、次第にうとうと眠りについた経験があります。赤ちゃんが胎内で聞いていた音に似ているため、安心感を与える効果が期待できます。

■ 抱っこして軽く揺れる・歩き回る
泣き止まないときに赤ちゃんを抱っこして左右にゆっくり揺らしたり、スクワットしたり、歩き回るのも効果的です。優しく揺れる動きは、赤ちゃんを落ち着かせる効果があります。私も赤ちゃんを抱っこして家の中を歩き回ったり、筋トレと思いながらスクワットしたり、ゆっくりと左右に揺れるなどしたことで、泣き止むことがありました。

■ 抱っこしてママの心音を聞かせる
ママのおなかの中でいつも聞いていた鼓動のリズムで、赤ちゃんは自然と落ち着くことができます。ママの心臓の音がよく聞こえるように、赤ちゃんの耳を左胸に近づけます。授乳クッションのうえに赤ちゃんを寝かせて支えると、腕に負担なく抱っこできるのでおすすめです。赤ちゃんが授乳クッションから滑り落ちないようにしっかり支えてあげましょう。

自分を追い詰めないことの大切さ

赤ちゃんが泣き止まない時、親は「自分が何か間違っているのではないか」と思いがちです。しかし、泣くことは赤ちゃんの正常な行動であり、必ずしも親の失敗ではありません。泣いている赤ちゃんに向き合い続けることは大変ですが、周囲のサポートを頼ることや、自分自身に「完璧でなくても良い」と言い聞かせるが大切です。

泣き止まない赤ちゃんに向き合うことは、育児において最も大変なことの一つですが、少しずつ赤ちゃんとのコミュニケーションが取れてくると、その苦労も次第に軽減されていきます。焦らず、赤ちゃんに寄り添いながら、無理のない範囲で対応していきましょう。

おむつ替えのお悩み。かぶれや漏れ対策

おむつ替えのお悩み。かぶれや漏れ対策

おむつ替えは、最初は慣れない作業の一つで、特に赤ちゃんが動くようになると苦労が増えます。私自身も赤ちゃんのおむつかぶれや、おむつからの漏れに悩まされ、何度も失敗を重ねました。ここでは、私が経験したおむつ替えでの失敗と、それを乗り越えるための対策を具体的にお伝えします。

おむつかぶれの原因と対策

赤ちゃんのお尻は非常にデリケートで、長時間濡れたおむつをしていると、おむつかぶれが起こりやすくなります。私も、赤ちゃんの肌がすぐに赤くかぶれることが多く、どうすればいいのか悩みました。特に外出先で長時間おむつを替えられないときや、暑い季節にはかぶれやすくなります。

対策としては以下のことが効果的です。

■ こまめなおむつ交換
おむつを長時間放置すると、湿気や摩擦で肌が荒れやすくなります。特におしっこやうんちが出たらすぐに交換することが重要です。おむつが濡れると、泣いたり唸ったりして教えてくれる場合が多いですが、そうでない場合も1~2時間おきにおむつを確認し、少しでも湿っていたら交換するようにしました。夜間でも、少なくとも1回は必ずおむつ替えをするようにしましょう​。

■ お尻をしっかり乾かす
おむつ替えの際には、必ずお尻をしっかり乾かすことが大切です。私は、最初はおしり拭きシートで拭くだけでしたが、乾燥させることの重要性を知ってからは、おしり拭きシートで拭いたあとにティッシュで優しく押えるようにしてしっかり乾かすようにしました。乾かさないままおむつを付けると、湿った状態が続き、かぶれの原因になります。また、おしり拭きシートで拭くときは、擦りすぎず優しく拭うようにしましょう。

■ かぶれがひどいときは、塗り薬を!
おしりや、特に肛門周りなどがかぶれて赤くじゅくじゅくしてしまった場合は、病院で処方してもらった塗り薬()を綿棒で少量とり薄く塗っていました。これは、かぶれがひどいときだけ使用し、改善したら普段は使わないようにしていました。

漏れ対策のコツ

漏れ対策はおむつ替えで最も悩むところの一つです。私も何度も洋服やシーツが濡れてしまう経験をしましたが、いくつかの工夫でこれを予防できるようになりました。

■ おむつのサイズが合っているか確認する
おむつが小さすぎると漏れやすく、大きすぎると隙間から漏れてしまいます。赤ちゃんの成長に合わせて、定期的におむつのサイズを見直すことが必要です。特に太ももやお腹周りにしっかりフィットしているかを確認してください。私も赤ちゃんの体型に合わせておむつを選び直したところ、漏れがかなり減りました​。

■ 正しいおむつの装着方法
おむつを正しく装着することも漏れ対策の基本です。おむつの前後が正しくなっているか、テープがきちんと止まっているか、太もも周りのひだが中に食い込んでいないか、などを確認しましょう。私も、忙しいときに急いでおむつを装着すると、テープが緩くなっていたのか、漏れてしまうことがありました。なるべく丁寧に装着するよう心がけることで、漏れを防ぐことができます。

■ 夜はパンツタイプのおむつを
赤ちゃんが夜間しっかり寝てくれる場合は、おむつ替えの頻度が少なくなるため、吸収力の高い夜用おむつを使うのもおすすめです。私は昼間は装着しやすいテープタイプ、夜間はフィット感のあるパンツタイプのおむつを使うことで、朝まで漏れなくなりました。

おむつ替えは最初は慣れない作業で、失敗も多いかもしれませんが、少しずつコツをつかむことで楽になります。少しずつ工夫しながら、おむつ漏れのストレスを軽減し、赤ちゃんも快適に過ごせるようにしましょう。

沐浴のお悩み。湯温や持ち方のポイント

赤ちゃんの沐浴

沐浴は赤ちゃんの健康を保つため、毎日行う大切なケアの一つですが、特に最初はうまくいかないことも多いです。私も最初の数回は、湯温の調整が難しかったり、赤ちゃんをしっかり支えられずに不安な気持ちになったことを覚えています。ここでは、沐浴でのよくあるトラブルと、その対処法を私の経験を交えてお伝えします。

湯温の調整失敗と適切な温度

赤ちゃんの肌は非常に敏感で、温度に対しても大人以上に敏感。最初の頃私は、お湯の温度が少し高すぎてしまい、赤ちゃんが驚いて泣いてしまったことがありました。適切な湯温は38〜40度程度と言われていますが、実際には「ちょっとぬるいかな?」と感じるくらいが理想です。対策として、以下のポイントに注意しましょう。

■ 湯温計を使う
湯温を手で確認するのも大切ですが、湯温計を使って正確に温度を測ることで、安心感が増します。私は湯温計を使うようにから、毎回安定した温度で沐浴ができるようになり、赤ちゃんもリラックスしてお風呂を楽しむようになりました。

ピジョン 湯温計

シロクマが寝てるようなデザインのピジョン湯温計。適温がぱっと見やすく、沈まず浮かぶようにできていて便利です!

■ お湯をかけるときは慎重に
赤ちゃんの体に沐浴布としてガーゼなどのせてあげると安心します。また、赤ちゃんの体にお湯をかける際は、急に大量のお湯をかけないようにしましょう。私は、最初に少しずつ手でお湯をかけて慣れさせ、赤ちゃんがリラックスした状態で全身を洗うようにしています。これにより、急な温度変化やびっくりして泣き出すことも防げます。

赤ちゃんの持ち方で感じた不安と解消法

新生児の体は非常に柔らかく、初めて沐浴させるときは「どう持てばいいの?」と戸惑うことがあるかもしれません。私も最初は赤ちゃんの頭や背中をどう支えれば良いのか分からず、非常に緊張しました。下記に持ち方のポイントをまとめます。

■ 背中と首をしっかり支える
沐浴中は、赤ちゃんの頭と背中をしっかり支えることが大切です。私の場合、片手で赤ちゃんの頭を支え、もう一方の手で体を洗うようにしました。慣れるまでは不安かもしれませんが、繰り返し行うことで安定感が増してきます。

■ 滑りにくいマットや補助具を使う
特に沐浴中は赤ちゃんの体が滑りやすくなるため、滑り止めのマットや専用のバスチェアを使用するのも良い方法です。私も赤ちゃんが成長するにつれて動きが活発になったため、バスチェアを使ってより安定した状態で沐浴を楽しむようになりました。

■ 沐浴の体勢は腰痛に注意
赤ちゃんを沐浴させる際、前かがみで手が離せない状態が続くため背中や腰に不可がかかります。私も毎回腰痛に悩まされました・・・。シンクにはめ込んでつかうタイプのベビーバスや洗面台をつかったり、ベビーバスをテーブルの上に置いたりして、少しでも腰への負担を減らしてあげると楽に沐浴できます。生後1ヶ月経ったあとは、大人と一緒に浴槽に入れるようになるので、洗い場にお風呂マットを置いて身体を洗ってあげると両手がフリーになるためとても楽になります!

リッチェル ひんやりしないおふろマット 発泡スチロールでできていて、軽くて使いやすいのでおすすめです。

湯冷めしない工夫

沐浴後 は、赤ちゃんが湯冷めしないように素早く体を拭き、暖かいタオルで包んであげたりすぐに服を着させることも重要です。特に冬場は湯冷めしやすいため、事前に部屋を暖めておくことを心がけましょう。準備が不十分だと慌ただしくなり焦ったり、赤ちゃんが寒がってしまうことにも繋がるため、沐浴後の準備をしっかり整えてからお風呂に入れるようにしましょう。

お風呂が苦手な赤ちゃんの場合

赤ちゃんによっては、最初はお風呂を嫌がることもあります。そんなときは、沐浴の際にママやパパの手にガーゼなどの布をかけてから赤ちゃんを乗せてみてください。赤ちゃんに安心感をあたえることができ、滑り止めにもなります。なるべく赤ちゃんをリラックスさせるように心がけることで、徐々にお湯や環境に慣れ、嫌がることがなくなり沐浴が楽しい時間に変わってきます。

沐浴を嫌がるのは、浴室が暑かったり、寒かったり、温度が合っていないことが原因の場合も。大人がちょうどいいと感じる温度から少し低めの温度のお湯にしてみましょう。

沐浴は新生児のお世話の中でも特に最初は不安が多い作業ですが、適切な準備とコツをつかむことで楽しく愛おしい時間に変わります。湯温をしっかり調整し、赤ちゃんをしっかり支え、沐浴後のケアもしっかり行うことで、赤ちゃんも快適にお風呂を楽しめるようになります。失敗を恐れず、少しずつ慣れていくことで、自信を持って沐浴に臨めるようになるでしょう。

赤ちゃんの体温調整のポイント

赤ちゃんの体温調整のポイント

新生児は、体温調整がまだ未熟で、周囲の温度変化に非常に敏感です。大人と同じ感覚で温度を判断すると、赤ちゃんが暑すぎたり寒すぎたりしてしまい、健康に影響が出ることがあります。とはいえ、夏場・冬場の適切な室温や服装に迷ってしまうのではないでしょうか。ここでは、赤ちゃんの体温管理について詳しくお伝えします。

赤ちゃんの体温調整が難しい理由

新生児の体はまだ発達途中で、体温を適切に調整する機能が十分に働いていません。例えば、暑いときに汗をかいて体温を下げる機能が未熟であったり、寒いときに震えて体温を保つ能力が弱いことがあります。このため、周囲の温度に対して非常に敏感です。また、赤ちゃんの体は大人に比べて、外気の影響を受けやすいのも特徴です。

室温調整は重要です!適温を把握しましょう

適切な室温は、赤ちゃんが快適に過ごすために非常に重要です。一般的に、新生児の理想的な室温は理想的な室温は、冬期は20〜25℃、夏期は25~28℃、湿度は50~60%が目安とされていますが、季節や住んでいる地域によって調整が必要です​。

■ 温湿計を使って正確に室温・湿度を把握する
私の場合、部屋の温度を正確に確認するために、赤ちゃんのいる部屋に温度計を設置しました。目安として冬期は20〜25℃、夏期は25~28℃を保つことが基本ですが、赤ちゃんが心地よさそうにしているか、汗ばんでいたり、手足が冷えすぎていないかも確認しながら調整することが大切です。

■ 暖房や冷房を使う際の注意
冬場に暖房を使用すると部屋が乾燥しやすく、湿度が低下すると赤ちゃんの呼吸に負担がかかります。このため、加湿器を併用して湿度を50〜60%に保つようにしましょう。また、冷房や扇風機を使う場合も、冷風が直接赤ちゃんに当たらないように注意しましょう。

季節に合わせた服装選びを!

赤ちゃんは外気温に合わせて、適切な服装をさせることが大切です。

■ 基本は大人より1枚多め
一般的に赤ちゃんは大人よりも1枚多めに服を着せるのが良いと言われていますが、暑すぎる場合は薄着にして調整する必要があります。私は季節に合わせて、調整しやすいように重ね着をするスタイルにしました。重ね着にすることで、暑ければ1枚脱がせる、寒ければ1枚足す、といった調整が簡単にできました。

■ 服装の素材にもこだわる
赤ちゃんの肌は非常に敏感で、化学繊維よりもコットンやオーガニック素材のものを選ぶと、肌トラブルを防げます。肌に優しい素材を選び、赤ちゃんが快適に過ごせるように心がけましょう。

体温チェックの仕方とポイント

赤ちゃんの体温を直接測るのはもちろんですが、普段の体温感覚を把握するために、背中や首の後ろを軽く触ることで簡単に確認できます。手足が冷たく感じるときもありますが、これは必ずしも寒いわけではありません。体全体の温度を見て判断することが重要です。

■ 手足が冷たいからといって厚着させない
赤ちゃんの手足は冷たくなりがちですが、これだけで寒いと判断せず、背中やお腹を確認することがポイントです。背中が冷たいと感じる場合は、1枚服を増やすなどして体温を調整します。逆に、背中が汗ばんでいる場合は、暑すぎる可能性があるため、薄着にしてあげると良いでしょう。

湯冷めや汗疹(あせも)対策

沐浴後や外出後の赤ちゃんは、体温調整がうまくいかないため、湯冷めや汗疹が発生しやすいです。

■ 湯冷め対策
沐浴後は素早く体を拭き、暖かいタオルで包んであげたり、すぐに服を着せられるよう準備を整えておくことが重要です。特に冬場は、湯冷めしやすいので、部屋を暖めておくことがポイントです。

■ 汗疹予防
夏場は赤ちゃんが汗をかきやすく、あせもができやすいです。私も夏の間に赤ちゃんの首に汗疹ができてしまい、悩んだことがありました。
・汗をかいたらすぐに拭く、またはシャワーで流す
・1日に2,3回、濡らしたガーゼで顔や背中を拭く
・保湿剤を多めに塗布する
などのケアが必要です。また、風通しの良い衣類を選び、通気性を良くすることであせもを防ぐことができます。

新生児期は赤ちゃんの体温調整が難しく、室温や服装の選び方に注意が必要です。適切な室温管理と季節に応じた服装を選ぶことで、赤ちゃんが快適に過ごせるように心がけましょう。体温調整の感覚は最初は難しいかもしれませんが、赤ちゃんの反応を観察しながら、少しずつ最適な方法を見つけていくことが大切です。

家事と育児の両立は大変。どう乗り越える?

家事と育児の両立は大変。どう乗り越える?

新生児のお世話が始まると、家事と育児の両立が非常に難しいと感じることが多いのではないでしょうか。私自身も、赤ちゃんのお世話に追われて家事が全く進まないことや、自分がしたいことが思うようにできずフラストレーションを感じました。特に、家事は次々と発生し、赤ちゃんが眠っている間に急いで片付けようとするものの、予想以上に手が回らず限界を感じたこともあります。ここでは、家事と育児のバランスを保ちながら無理なく両立するための方法を、私の体験をもとに紹介します。

家事と育児のバランスが難しい理由

育児は、想像以上に体力と時間を消耗するものです。特に新生児期は、授乳やおむつ替え、泣き声への対応など、ほぼ1日中赤ちゃんのお世話に追われます。このため、食事の準備や掃除、洗濯など、普段であればスムーズにこなせる家事も滞ってしまうことが多くなります​。

私も「赤ちゃんが寝ている間に家事をしなくては」と思っていましたが、実際には体力が続かず、結局自分の休息も取れずに疲れ果ててしまうことが何度もありました。これが続くと、心身ともに疲労が溜まり、最終的には育児にも支障をきたしてしまいます。

「自分を甘やかす」時間の作り方

家事を全て完璧にこなそうとすると、赤ちゃんの世話で消耗するエネルギーが足りなくなります。私は、まず「全てを完璧にする必要はない」と自分に言い聞かせ、家事に対する優先順位を見直しました。具体的には、以下の方法を取り入れました。

■ 家事の優先順位をつける
毎日全ての家事をこなすのは難しいため、何が重要かを決めることが大切です。私の場合、赤ちゃんのお世話に集中し、必要最低限の家事(食事の準備や洗濯)に絞り、掃除は後回しにすることにしました。

■「放置できる家事」を見極める
例えば、掃除や片付けは毎日やらなくても問題ないことが多いです。赤ちゃんが元気であれば、少し散らかっている部屋も大丈夫と割り切ることが、精神的な負担を軽くしてくれました​。

外部のサポートを活用する

家事と育児の両立を無理に一人でこなそうとすると、どうしても限界がきます。そのため、外部のサポートを活用することが非常に重要です。私は、夫や家族の協力をお願いすることに加え、家事代行や宅配サービスを利用することで、少しずつ負担を軽減していきました。

■ 夫や家族の協力を得る
赤ちゃんのお世話を全て一人で抱え込むのではなく、パートナーや家族に協力を依頼することが必要です。例えば、夫におむつ替えや寝かしつけを任せたり、家族に食事の準備をお願いしたりすることで、ママ自身の休息時間を確保できます。私も、家事を分担することで体力的な負担が大きく軽減されました​。

■ 家事代行サービスや宅配サービスの利用
料理をする余裕がない日には、食事宅配サービスを利用したり、家の掃除がどうしても追いつかないときには、家事代行サービスをお願いすることも一つの手段です。私は、週に1回、宅配食事サービスを使うことで、食事準備の手間を省き、少しだけ自分の時間を作ることができました​。最近は宅配スーパーも様々なサービスがありますので、是非ご自身に合ったサービスを探してみてください。

時短アイテムやテクノロジーの活用

現代では、育児や家事を効率化できる時短アイテムやテクノロジーが多くあります。私もこれらのツールを取り入れることで、家事を少し楽にすることができました。

■ 食洗機や食器乾燥機
食器洗い機や食器乾燥機は、手間のかかる家事を省略できるため、時間と労力を大幅に節約できます。私は、今まで使っていなかった食洗機を使うようになってから、食事後の片付けが楽になり、その分赤ちゃんと過ごす時間や休息に充てられるようになりました。

■ 見守りカメラの活用
見守りカメラ(ベビーモニター)は、赤ちゃんの安心・安全を確認できる便利なアイテムです。赤ちゃんが別室にいてもカメラ越しに様子をうかがえるため、寝ている間に一気に家事を終わらせてしまいたいときや、子どもから離れて1人の時間がほしいときにとても便利です。大まかに、wifi接続しスマホで確認できるタイプ、インターネット接続無しでモニターで確認できるタイプの2つに分かれます。私は、wifiが弱い部屋でも使いたかったため、後者のタイプである「Babysense(ベビーセンス)」を選びました。電源接続後、難しい設定不要ですぐに使えてとても便利でした。暗い部屋でも自動でナイトモードになり、かなり鮮明に映ります。これによって、別の部屋で寝ている赤ちゃんの様子をこまめに見に行く必要がなくなり、大変助かりました。

wifi不要!電源さえあればどこでも使えるBabysense(ベビーセンス)。かなりおすすめです!

育児と家事を無理なく両立するためには、完璧を目指すのではなく、優先順位をつけて無理をしないことが大切です。また、家族の協力や外部のサービス、時短アイテムを上手に活用することで、自分の時間を確保しながらバランスを保つことができます。育児中のママは、自分を甘やかす時間も絶対に必要です!家事を完璧にこなすことにこだわらず、心身ともに健康を保つことを心がけましょう。


いかがでしたか?育児は、最初の数ヶ月間は特に試行錯誤の連続ですが、少しずつ経験を積みながら親として成長していく過程でもあります。大切なのは、完璧を求めるのではなく、赤ちゃんとの時間を楽しみつつ、自分自身の健康も大切にすることです。失敗から学び、それを糧にしながら、無理のない育児を目指しましょう。