目次
ベビーカー選びに悩むプレママさんや、各ベビーカーの特徴を比較したいパパさんママさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
走行性能の高いベビーカーの特徴
そもそも、「走行性能が高いベビーカー」ってどのような特徴があるのでしょうか。
・全体の構造がしっかりとしている
・タイヤが大きめで段差に強く、振動吸収性が高い
・子どもへかかる負担が少ない
・押し心地が軽い
・全体的に大きめ、荷物がたくさん積める
・ハイシートなタイプが多い
実はベビーカーでのお出かけでは、大人が感じるわずかな振動すら、繊細で柔らかい赤ちゃんにとってストレスになっているんだとか。じゃり道の走行や段差などの振動は、大きな「衝撃」になってしまうことも。また、ベビーカーは地面からの影響を受けやすいため地熱や花粉・砂埃・排気ガスなどの影響を受けやすく、熱中症や喘息などのリスクも。
近所の公園や買い物で使うことがメインとなる予定の場合は、「安全性」「走行性能」「ハイシート」などを重視で選ばれるのがおすすめです!日頃メインで使うのは走行性能の高いタイプ、予備として持ち運び重視のコンパクトタイプを車に積んでいるという声も。
走行性能の高いベビーカーのメリットとデメリット
■ メリット
・軽い力で押せてストレスなく操作できる
・小回りが利き方向転換しやすい
・造りがしっかりしているのでデコボコ道でも振動を吸収してくれる
・タイヤがしっかりしているため走行音が比較的小さい
・子供が快適に乗れる
・子供が自分で乗ろうとしても倒れにくい
・重い荷物をフックで掛けてもひっくり返りにくい
・シートが高めなタイプが多く地面からの熱や砂埃の影響が少なめ■ デメリット
・安定性があるためコンパクト化しずらい
・剛性が高いため重め
・しっかりした造りのため比較的高価
階段の昇り降りが多かったり日常的に地下鉄やバスなど公共交通機関を利用する方は、折りたたんで持ち上げる機会が多いためできるだけ軽くてコンパクトなベビーカーがおすすめです。
ベビーカーは走行性能重視派のパパママさんの声

一人目の子供用に、なるべく子供にとって良いものを選びたいと思い、安全性と走行性能重視で探して、何度かお店に足を運びました。同じくらいの大きさでもより小回りがきくもの、押し心地がスムーズなもの、必要なものが全てパッケージになっているもの、パーツごと買い足せるものなど様々で本当に悩みました・・・!

赤ちゃんのことを想って安全性と走行性能重視でベビーカーを選びましたが、結果として小回りがきいて押しやすく、ハイシートで対面式にもできたため乗せ降ろししやすく大人にとっても快適でした!重い荷物を乗せても安定感がありひっくり返りにくいのも安心です。
走行性能の高いベビーカーブランドと種類
走行性重視として定評のあるブランドと、その中からそれぞれ特に快適さが追求されたモデルを紹介します。
Bugaboo(バガブー)

赤ちゃんの身体について「人間工学」という観点から着目し設計された、赤ちゃんの乗りやすさがとことん追求されたオランダ生まれのベビーカーブランド。豊富なカラーバリエーションやアクセサリを選べるため自分好みにできる楽しさがあり人と被らない!パーツごとに細かく販売しているため、一部が壊れてもパーツを買い替え長く使えるメリットも。スタイリッシュなデザインで、男性からの人気も高いのもポイント。
Dragonfly(ドラゴンフライ) – Bugaboo(バガブー)

公式販売価格:¥127,930〜※カラーにより異なる
使用期間:新生児〜22kg(4歳頃まで)
本体重量:7.9 〜 9.9 kg
本体幅:52cm
座面高さ:52cm
タイヤ幅:前輪18cm、後輪22cm
両対面:◯
折りたたみ時自立:◯
保証期間:最大4年間
バガブーの中でも最も快適な走行性能を誇るドラゴンフライ。安定感がある構造なのに比較的軽量なのもポイントが高い。更に片手で折りたためて、肩にかけて持ち運びができます。ハンドルバーの高さは身長に合わせて調整可能なので身長差のあるパパママどちらも快適に使えます。
サンキャノピーは全8色から選択可能。別売りで新生児用キャリーコット(使用期間9kgまで)も付けられます。
Fox5(フォックスファイブ) – Bugaboo(バガブー)

※新生児用キャリーコット(9kgまで)とシートのセット販売のみ
公式販売価格:¥191,180〜※カラーにより異なる
使用期間:新生児〜22kg(4歳頃まで)
本体重量:12.2kg
本体幅:60cm
座面高さ:60cm
タイヤ幅:前輪22cm、後輪30cm
両対面:◯
折りたたみ時自立:◯
保証期間:最大4年間
バガブーの中でも一番大きめモデル。安定性や走行性能は最高レベル!新生児用キャリーコットはベビーベッドのような乗り心地。新生児用シートもほぼフラット(175°)になるので、首がすわっていない新生児にも安心して使えます。
シートファブリックは通気性がよく赤ちゃんの背中に熱がこもりにくく、全てのファブリックが洗濯可能なのも嬉しい。また、フォックスファイブも片手で折り畳み可能。ただ、日本の駅改札の平均的な幅は55cmなので、電車に乗せる機会がある方は避けたほうが良いかも・・・。電車に乗せる機会があまりない方にとってはこれ以上ない快適ベビーカーです。
AIRBUGGY(エアバギー)

日本発のベビーカーブランド。エアバギーの魅力は、空気のように軽い走行性と操作性。全てのベビーカーで自転車や自動車のタイヤと同じ構造の中空式エアタイヤを採用し、衝撃吸収に優れています。また、3輪構造で前輪が360度回転するため小回りがきき、カーブや方向転換も片手で楽々快適に。手元にハンドブレーキがあるので下り坂も安心です。AIRBUGGYもパーツごとに細かく販売しているため、一部が壊れてもパーツを買い替え長く使えるメリットも。子供が大きくなって不要になったら、フレームをそのままペットカートやマルチカートへの乗り換えも可能。
全国に6店舗あるエアバギー直営店では、ベビーカー試乗レンタルが可能。実際に街に出て、エアバギーの押しやすさ、乗り心地、サイズ感などをお試しできるので、お住まいの近くに直営店があれば是非足を運んで試してみよう!(1日550円、1泊2日1,100円〜)
ココプレミア フロムバース – AIRBUGGY(エアバギー)

公式販売価格:¥85,800 全13色
使用期間:新生児〜22kg(4歳頃まで)
本体重量:10.3kg
本体幅:53.5cm
座面高さ:43cm
タイヤ幅:23cm
両対面:✕
折りたたみ時自立:✕
保証期間:フレーム2年間、シート・タイヤ1年間
マウンテンバイクのようなエアチューブタイヤで、都会の道はもちろん、芝や石畳・砂利道でも楽々走行できる安定さ。ストレスない操作性で、アウトドアなどお出かけの幅を広げてくれます。サンキャノピーは、選ぶ楽しみが広がる豊富なカラーラインナップも魅力的です。子どもの膝元まで屋根が下ろせるため、紫外線からしっかり守ってくれます(UVカット率99%以上)。
ココブレーキ EX フロムバース – AIRBUGGY(エアバギー)

公式販売価格:¥79,200 全11色
使用期間:新生児〜22kg(4歳頃まで)
本体重量:9.5kg
本体幅:53.5cm
座面高さ:43cm
タイヤ幅:23cm
両対面:✕
折りたたみ時自立:✕
保証期間:フレーム2年間、シート・タイヤ1年間
丸いキャノピーが可愛く人目を惹くエアバギーの定番モデル。ホワイトフレームが爽やかで、ハンドルとドリンクホルダーにキャメルカラーが採用された柔らかな印象。段差や草地も楽々進め、子供も寝てしまうほど快適なベビーカー。走行性が良すぎるゆえに坂道ではブレーキが活躍します。
CYBEX(サイベックス)

CYBEX(サイベックス)は「安全性・デザイン・機能性」が高く評価されているドイツ生まれの育児用品ブランド。全てのタイプでホイールサスペンションを搭載しているため、走行時の衝撃をしっかりと吸収してくれる。押しやすく小回りも利く「三輪ベビーカーに近いスムーズさ」と好評です。人気のローズゴールドフレームをチョイスすれば眼を引く高級感のあるデザインに。
PRIAM(プリアム) – CYBEX(サイベックス)

公式販売価格:¥136,400
使用期間:生後1ヶ月〜22kg(4歳頃まで)
本体重量:13.2kg
本体幅:60cm
座面高さ:58cm
タイヤ幅:前輪20cm、後輪30cm
両対面:◯
折りたたみ時自立:◯
保証期間:2年間
cybex PLATINUM LINE (サイベックス最上級ライン) から登場のA型ベビーカー。58cmのハイシート設計で、一般的なテーブル高さともマッチし外出先レストランなどでハイチェアとして使える。ただ、こちらも日本の駅改札の平均的な幅55cmをオーバーしているので、電車に乗せる機会がある方は避けたほうが良さそうです。電車に乗せる機会があまりない方には走行性能が高くおすすめです!
MIOS(ミオス) – CYBEX(サイベックス)

公式販売価格:¥96,250〜※カラーにより異なる
使用期間:生後1ヶ月〜22kg(4歳頃まで)
本体重量:10.2kg
本体幅:50cm
座面高さ:50cm
タイヤ幅:
両対面:◯
折りたたみ時自立:◯
保証期間:2年間
コンパクトな幅(50cm)とスムーズに360°回転する前輪のおかげで押し引きが軽く、どんな場所でも操作が可能に。片手で簡単に折りたたみめるのも便利!コンパクトさと走行性を兼ね揃えたバランスのとれたベビーカー。
GAZELLE S(ガゼルS) – CYBEX(サイベックス)

公式販売価格:¥110,000〜
使用期間:生後1ヶ月〜22kg(4歳頃まで)
本体重量:16.9kg
本体幅:65cm
座面高さ:上段70cm、下段36cm
タイヤ幅:前輪18cm、後輪28cm
両対面:◯
折りたたみ時自立:◯
保証期間:2年間
CYBEXの中でも一番大きく、とにかく全ての機能が詰め込まれたオールインワンモデル。シートの位置や向きを変えたり、シートを買い足して二人乗りにしたりなど様々な使い方が可能。双子や子ども二人目が確定している方におすすめ。
inglesina(イングリッシーナ)

Inglesina(イングリッシーナ)はイタリア生まれの洗練されたデザインとナチュラルながら上質なつくりが特徴のベビー用品ブランド。世界50カ国で愛されているブランドですが、日本にはまだ直営店はなく店舗ではblossom(ブロッサム)39でのみ取り扱っています。他のベビーカーブランドにはない柔らかい色使いと質感で、ここに我が子を乗せて愛でたい・・・胸が高鳴るようなデザイン。
ELECTA ELEMENT(エレクタ エレメント)- Inglesina(イングリッシーナ)

公式販売価格:¥110,000〜 全2色
使用期間:新生児〜22kg(4歳頃まで)
本体重量:8.7kg
本体幅:50cm
座面高さ:58cm
タイヤ幅:前輪17.5cm、後輪21.5cm
両対面:◯
折りたたみ時自立:◯
保証期間:2年間
イングリッシーナのハイエンドモデル「エレクタ」の最高級モデル。環境に配慮した天然由来のファブリック素材を使用していて、外側の生地にはリネンとコットン、赤ちゃんに直接触れる内側の生地には本当に柔らかいコットン素材が採用されています。夏はさらりとした心地よさ、冬は暖かい肌当たり。そして他メーカーと比べてみても圧倒的に押し心地が滑らかで軽い!横幅はスリムですが、全体的にゆったりとした造りになっています。また、ハンドルの高さは8段階に調整可能なので、使用者の身長に合わせた快適なハンドリングが可能。
フロントガード、カップホルダー、レインカバー、フットマフに加えて専用のインナークッションもセットになっており、お子さまの月齢や天候、季節に対応するオプションが全て備わっています。
あなたに合ったベビーカー見つまりましたか?ベビーカーはとにかく種類が豊富で悩むことも多いですが、今回ご紹介した「走行性能の高さ」は、日常的にベビーカーを使用するにあたって本当に大切なポイントです!実際にベビーカーで外を走ると、段差や地面のがたつきが本当に多いことに気付きます。
あなたのライフスタイルやベビーカーを走らせる環境を考慮し、あなたにぴったりのベビーカーに出会えますように。